実例紹介

大正生まれの家に新たな息吹を。

リフォームの動機
ご両親、ご夫婦とお子様3人の計7人でお住まいでいらっしゃいました。お子様の成長に伴い、子供部屋を確保する目的をきっかけに全面リフォームの計画がスタート。延べ床面積約100坪と広いながらも使いづらく、特に耐震性・断熱性に不安をお持ちでした。また、代々受け継がれてきた建物を壊して建替えるお気持ちは当初から無く、古材をインテリアに利用した「古民家風」の家として再生される事をご希望されていました。
設計・施工上の工夫点
  • まず耐震強度の数値1.0を越える事を目的とし、床下は鉄筋入りの土間コンクリートを打設のうえ、木造部分は筋交い・金物を適所に配置し補強を施しました。
  • 二世帯住宅ですが水廻りは全て共有とし、家族全員が集まれるLDKを確保のうえ、2階への階段はダイニングを通るオープンなレイアウトとし、お子様の気配を常に感じられるプランとしました。
  • 2階の若世帯エリアにはお子様の勉強スペースとしてリビング横にスキップフロアのファミリーコーナー及びロフトを設け、ご家族の会話が途切れない工夫をしました。
  • 玄関は家族用と来客用があり、来客用玄関は既存の和風のイメージをそのまま残し、隠れていた梁を見せながら、日常とは異なるダイナミックな空間作りに成功しました。
所在地 長野県千曲市
工事期間 約7ヵ月
建築形態 一戸建て
工事面積 323.98m²
構造 木造軸組み 2階建て
リフォーム部分 建物全域