インテリアコーディネーター

増田 一恵
資格 インテリアコーディネーター、2級建築士、栄養士
好きなこと 家庭菜園、二胡の演奏
好きな食べ物 ご飯、味噌汁
好きな場所 自宅のウッドデッキ、モロッコ(行ってみたい国)

その家らしい暮らし

できるだけ長い時間をかけて話すようにしています。新しい家のダイニング、といっても、雑誌のように毎日ワイングラスが並ぶわけではなくて、さんまの塩焼きとか、納豆など「いつもの食事」「普段の暮らし」があるんですよね。わが家なら雑穀米にお味噌汁、お漬物みたいな(笑)。
お客様からは、そういった普段のお話を聞かせていただきたい。そのために話す時間を長く取るようにしています。
作り込み過ぎたインテリアではなく、人がいて、本があって、おもちゃや植物がある。人や物があってこそ快適な空間が作れたら良いと思っています。

愛着のあるものを大切に

仕事を始めた時から使っている電卓とシャープペンシルが、私の大切な相棒です。
古くてもスッと手になじむ電卓は手放せませんし、シャープペンシルは紛失しても必ず戻ってくるので縁を感じています。
インテリアコーディネートも同じ。私自身は話題の店や場所などで新しいものを体験するのが好きな一方、やはり愛着のあるものに心地よさを感じます。時代に左右されることなく、お客様のご要望に沿った心地よさ、日々の生活のしやすさに重点を置き、少しトレンドも取り入れるよう心がけています。

若いご夫婦の決心

多くのお客様との打ち合わせには、それぞれに思い出があるのですが、30代の若いご夫妻の言葉は印象的でした。
「自分たちにとっては、かなり背伸びした家づくりですが、家に見合った人になるよう努力するのが自分の目標です」と。
決意表明のような立派な言葉に、人それぞれに家への想い入れがあることを実感し、ひと家族ひと家族の想いにお応えしなければ、と背筋が伸びる思いでした。