街並みになじむ、住まいを併用した動物病院
おおこし動物病院(併用住宅)
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実例紹介

実例紹介
高浜医院(併用住宅)
高浜医院(併用住宅)
諏訪郡下諏訪町
診療科目:内科、消化器内科、小児科
地域で頼りにされるファミリークリニックとして、だれでも通いやすい、温かな雰囲気を大切にしました。
診療科目:内科、消化器内科、小児科
地域で頼りにされるファミリークリニックとして、だれでも通いやすい、温かな雰囲気を大切にしました。
三代にわたり地域の健康を見守る医院
子どもが安心して通える雰囲気に
01
信州のほぼ中央にある諏訪湖。高浜医院は、諏訪湖の北岸、下諏訪町高浜にあり、お祖父様の代から三代にわたって地域の健康を見守るファミリークリニックです。
新しい建物に込めた思いについて、院長・林健次郎先生と薬剤師の奥様・麻衣子さんご夫妻は「お子さんから高齢の方まで、幅広い年齢の患者さんが来院されるので、子どもたちが『お医者さんは怖くないところ』と思ってもらえるような、温かく和やかな雰囲気を心がけました」と話します。
外観は三井ホームの「Spanish(スパニッシュ)」がベース。エントランスは、正面の階段のほか、アーチが続く屋根付きのポーチに緩やかなスロープが続き、車いすの患者さんも院内までスムーズに入ることができます。
新しい建物に込めた思いについて、院長・林健次郎先生と薬剤師の奥様・麻衣子さんご夫妻は「お子さんから高齢の方まで、幅広い年齢の患者さんが来院されるので、子どもたちが『お医者さんは怖くないところ』と思ってもらえるような、温かく和やかな雰囲気を心がけました」と話します。
外観は三井ホームの「Spanish(スパニッシュ)」がベース。エントランスは、正面の階段のほか、アーチが続く屋根付きのポーチに緩やかなスロープが続き、車いすの患者さんも院内までスムーズに入ることができます。

ぬくもりのある玄関 02
玄関を入ると、木目のフロアがぬくもりを感じさせ、明るくゆったりとした印象です。患者さんが最初に向かう受付の壁面にも木を使い、不安を抱えて訪れた患者さんの気持ちを落ち着かせてくれそうです。

待合スぺースは憩いの場に 03
待合スペースは林先生の思い入れのある場所のひとつです。
「小さい町なので近所同士のつながりがあります。待合スペースで顔を合わせることもあるので、憩いの場になれば良いと思っています」
並んで座れるベンチ席のほか、窓際にはカウンター席もあり、患者さん一人ひとりが体調や気分によって過ごしやすい空間づくりをしています。カウンター席にはルイスポールセンの照明を配し、居心地の良いカフェのようです。
「小さい町なので近所同士のつながりがあります。待合スペースで顔を合わせることもあるので、憩いの場になれば良いと思っています」
並んで座れるベンチ席のほか、窓際にはカウンター席もあり、患者さん一人ひとりが体調や気分によって過ごしやすい空間づくりをしています。カウンター席にはルイスポールセンの照明を配し、居心地の良いカフェのようです。


安心して遊べるキッズコーナー 04
キッズコーナーには、明るい色彩のアニマル柄の壁紙。壁にある雲の形の照明は、柔らかく触れる素材。子どもたちが不安なく過ごせる工夫をしています。

患者さんのプライバシーに配慮 05
ベッドや椅子、カーテンなどをベージュ系で統一した診察室は、自然採光で明るく、落ち着いて診療が受けられます。
林先生の父で名誉院長の林正孝先生の診察日もあり、幅広い年代の患者さんが診察に訪れます。
診察中のプライバシーにも配慮しており、オルゴールのBGMが流れるスピーカーを診察室前の天井に設置。診察室内の会話が待合スペースに漏れにくい工夫をしています。
林先生の父で名誉院長の林正孝先生の診察日もあり、幅広い年代の患者さんが診察に訪れます。
診察中のプライバシーにも配慮しており、オルゴールのBGMが流れるスピーカーを診察室前の天井に設置。診察室内の会話が待合スペースに漏れにくい工夫をしています。

検査用のトイレにも温かさを 06
トイレにはウィリアム・モリスの壁紙を配しています。無機質になりがちな検査用トイレの空間も和らげています。
多目的トイレにはオムツ交換台も設置。トイレを案内するアイコンはシンプルで認識しやすくしています。
多目的トイレにはオムツ交換台も設置。トイレを案内するアイコンはシンプルで認識しやすくしています。

発熱外来専用の入り口や診察室 07
玄関を入って左手には、発熱外来専用に、個室の待合室と診察室を設けています。
感染症が疑われる場合には専用玄関もあり、一般の患者さんと動線を分けています。
感染症が疑われる場合には専用玄関もあり、一般の患者さんと動線を分けています。

動線がスムーズな院内レイアウト 08
「スタッフも家族と同じ」と考える院長夫妻。受付や診察室、処置室、レントゲン室内視鏡室をつなぐバックヤードは、スタッフが往来しやすいよう広めの通路を設け、スムーズな動線を確保しています。

専門的な検査ができる内視鏡室 09
内視鏡室はブルーを基調にクールな色で統一しています。
林先生は消化器内科の専門医で、胃や大腸の内視鏡を使った検査や治療をおこなっています。
埼玉医科大学総合医療センターの消化器・肝臓内科で16年にわたって勤務した後、諏訪赤十字病院消化器内科を経て、高浜医院の院長となりました。
風邪や腹痛など、内科のかかりつけ医としての役割はもちろん、専門医としても頼りになる存在です。
自宅を併設する建物には「地域の方の力になれる時はいつでも診てあげたい」という高浜医院に代々伝わる、地域を見守る温かな思いが受け継がれています。
林先生は消化器内科の専門医で、胃や大腸の内視鏡を使った検査や治療をおこなっています。
埼玉医科大学総合医療センターの消化器・肝臓内科で16年にわたって勤務した後、諏訪赤十字病院消化器内科を経て、高浜医院の院長となりました。
風邪や腹痛など、内科のかかりつけ医としての役割はもちろん、専門医としても頼りになる存在です。
自宅を併設する建物には「地域の方の力になれる時はいつでも診てあげたい」という高浜医院に代々伝わる、地域を見守る温かな思いが受け継がれています。

お施主様の声
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長く地域に親しまれてきた医院ですので、いまでも「これから三世代6人で診てもらいたい」という連絡が入るほどです。だからこそ、新しい建物には、幼いお子さんが怖がらず、だれでも通いやすい雰囲気を心掛けました。
甲信アルプスホームは、先に開業した同僚の先生から話を聞いたり、実際に見せてもらったりしました。また、地域のことや暮らしのことなど、いろんな方からお話を聞いて、参考にしながら“いいとこ取り”をしてバランスよくまとめていただきました。2階の住まいには、全館空調を導入し、家族が集まるLDKなど、一部に床暖房を取り入れました。リビングを中心に和室や洋室ともつながる広い空間は、家族でくつろぐ時には開放し、来客時にはロールスクリーンや引き戸などで仕切れる工夫をしました。1階の医院、2階の住まいのどちらにも共通するのは、患者さんもスタッフも家族も大切にしたいという思いと、人々が交流しながら、みんなが元気に明るく暮らせるように、との願いです。
設計コンサルタントから
- 赤羽 淳(Jun設計室)
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以前、私が設計を担当した内科クリニックの先生からのご紹介で、このクリニックの設計を手がけることになりました。
お施主様の家相への想いを取り入れた凹凸の少ないシンプルな間取りは、クリニック内もスッキリと分かり易い動線となりました。
オレンジ色の瓦屋根とクリーム色のアーチ壁が特徴です。
周囲の皆さんにも親しみやすい、柔らかで優しいスパニッシュ調の外観が遠くからでも見付けやすい、地域のランドマークになることを願っています。
優しい先生と素敵な奥様、きっと多くの患者さんから頼りにされるクリニックになることと思います。
インテリアコーディネーターから
- 小松 晶子
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長年、地域のかかりつけ医として診療を続けてこられた高浜医院様が、これからも患者様に寄り添った医院となるようご提案させていただきました。
待合室の受付には、温かみのある木のアクセントウォールを採用、ナチュラルな素材感が患者様を温かく迎え入れ、柔らかな間接照明と優しい光を放つペンダント照明が待合室全体の雰囲気を柔らかくしています。また、曲線のデザインを取り入れることで、優しさと親しみやすさを演出いたしました。家具のレイアウトは患者様同士の動線や視線が交わりにくいよう配慮しております。
外光も取り入れた明るい診察室は、清潔感を大切にし安心して診療を受けられる環境を整えました。
先生と奥様は、お打合せの際、細部に至るまで患者様への心配りをされながら医院づくりを心がけていらっしゃいました。
工夫と配慮の詰まった医院は、訪れる方々に安心して診療を受けてもらえる心地よい空間となっているかと思います。