F様邸(安曇野市)

実例紹介
大切にしてきた家具から始まった
F様邸(安曇野市)
大切にしてきた家具から始まった
インテリアコーディネート
F様邸(安曇野市)
大切にしてきた家具から始まったインテリアコーディネート
ご主人様が生まれ育ったお住まいを建て替える形で新築されたF様。庭の植栽や、ご両親が大切にしてきた家具など既存のものを生かして、間取りや内装を決めていったそうです。「子どもの頃から親しんできた民芸家具や照明器具に雰囲気を合わせて、落ち着いたトーンでコーディネートしていただきました」。インテリアのベースカラーは、長く大切にしてきた民芸家具のダイニングテーブルと食器棚。ダークブラウンの家具が調和するよう、内装はウォールナットの床と白い壁、天井も白ですっきりとコーディネート。LDKは朱色のラグや、モスグリーンのソファをアクセントカラーにして温もりをプラス。ミセスコーナーや書斎などの個室スペースには個性的な壁紙を使って遊び心を楽しんでいます。
庭の植栽を望む位置に窓を設けたり、お子さまや愛犬がのびのびと遊べる庭にしたり、長く大切にしてきたものと、新しいものを上手に融合させたお住まい。庭でつながる隣家のご両親とも気軽に行き来しながら、家族のきずなを深めています。
アプローチ 01
既存の石畳を生かしたゆったりしたアプローチ。軒の深い玄関が来客をおおらかに迎え入れてくれます。

外観 02
木製ルーバースクリーンと壁面のタイルがアクセントとなり、モダンで落ち着いた雰囲気の外観。既存のアプローチを大きく変えることなく調和しています。

玄関 03
吹き抜けの玄関ホールは天窓から自然光が入り、明るくゆったりとしています。サイドには庭の風景を絵画のように切り取る縦長の窓があり、季節を取り込みます。
たっぷり収納できるシューズクロークがあるほか、キッチンのパントリーにつながる家事動線も便利です。
たっぷり収納できるシューズクロークがあるほか、キッチンのパントリーにつながる家事動線も便利です。

ダイニングキッチン 04
コーディネートのベースとなった民芸家具のダイニングテーブルと食器棚のあるダイニングキッチン。メンテナンスをしながら使い続けられる家具と、新しい家とが調和した素敵な空間です。
モスグリーンのボーダータイルを合わせた棚は、ご主人様のお酒専用。
モスグリーンのボーダータイルを合わせた棚は、ご主人様のお酒専用。

LDK 05
家族がゆったり寛げるLDKは自然光に包まれる明るい空間。モスグリーンのソファと朱色のラグがアクセントとなって、落ち着いた雰囲気の中にぬくもりを添えます。障子風の引き戸で仕切れる和室は庭を望むFIX窓を設けて季節感を室内に取り込みます。

パウダールーム 06
白を基調とした洗面室の収納には、キッチン用のキャビネットを設置。さわやかな空間は奥様のお気に入りです。室内干しができるほか、洗濯機から外の物干しまで直線でつながる家事動線。

書斎 07
ご主人様の書斎は造作の机と棚を設けて使いやすくスマートに。アクセントクロスでユニークな個室となりました。

ミセスコーナー 08
キッチンとつながるコンパクトなミセスコーナーはウイリアムモリスの壁紙がおしゃれな空間を演出しています。また、マグネットが使える壁は、画びょうの穴を気にすることなくメモやプリントなどをたくさん貼れるので子育て世代に便利です。

インテリア 09
お手持ちの家具を中心に、照明やプレートの壁飾りで雰囲気を合わせて民芸調のインテリアに。

ガーデン 10
メンテナンスが手軽な木目調のタイルテラス。お子さまや愛犬が安心して走り回れるように整えました。
ご両親が大切にしてきた植栽を残し、池やつくばいも生かしつつ、使いやすいガーデンに。
ご両親が大切にしてきた植栽を残し、池やつくばいも生かしつつ、使いやすいガーデンに。

お施主様の声
-
親から譲り受けた家具や照明を生かして「大正ロマン風」のインテリアを希望しました。壁紙選びなど多くのサンプルの中で迷った時には、インテリアコーディネーターさんが選択肢を用意してくださり、最終的に自分たちが決められるようアドバイスをいただきました。
「インテリア家具&ライフスタイルフェア」で選んだソファも部屋の雰囲気にぴったりで、気に入っています。
全館空調は、真冬の寒さを外に出てから知るほど家じゅうが快適です。
自分が生まれ育った土地に建てた家の庭で、子どもが走り回る姿を見るのも嬉しい光景。子どもの成長を見守りながら、家具と住まいも一緒に育みたいと思っています。
設計コンサルタントから
- ㈱アトリエDプラス 横山壮一
-
お建替えのご計画ということで、F様のご自宅へお伺いして、打合せがスタートいたしました。
お住まいのお宅は、大変素敵でこだわりが感じられる住宅でした。
計画にあたっては、ご要望である今まで使われていた家具はもちろん、池や樹木など既存のお庭も残しながら新居にも活かし、プランを練っていきました。和室から眺められる池、玄関からパントリー・キッチン・ミセスコーナーへと回遊できる家事動線、リビングの大きな窓からは中庭へ、そして隣接する母屋とのつながりなど意識したプランとなりました。
外観は、玄関廻りのアクセントに細割のボーダータイルと木調の格子を取り入れ、落ち着きのある雰囲気になるよう計画しました。
インテリアコーディネーターから
- 小澤美佳
-
今回のインテリアのテーマは「松本民芸家具が似合う家」でした。お打合せは、F様ご一家のとても明るく温かい雰囲気の中で終始楽しく進めさせて頂きました。
ご実家で使用されていた松本民芸家具を受け継いで使用されたいとのご希望があり、とても素敵なご実家で、実際に家具を見せて頂きながら、大正モダンのテイストも少しミックスした和洋折衷のインテリアをご提案させて頂きました。
お好みがはっきりしていらっしゃったので、落ち着いた色調の中にも個性のある壁紙やタイルをご提案し、キッチンも空間に溶け込むようにさせて頂きました。
ソファの張地も、これからますます活動的になる息子さん、愛犬の「おもちちゃん」が安心して使えるように傷と汚れに強いものをすすめさせて頂きました。
F様ご一家の末永く楽しく暮らして頂けるお住まい作りのお手伝いが出来た事をとても嬉しく思っております。
プロジェクトリーダー(営業担当)から
- 原辰也
-
F様は、いつもお世話になっている方からのご紹介にてお会いさせて頂きました。最初の印象は「とても明るく、笑顔が素敵なご夫婦様」でした。打合せ中は、常に笑いの絶えない打合せで、私も楽しく打合せをさせて頂きました。
現在のプランに至るまでは、紆余曲折ありました。2階建て、平屋、2世帯など様々。何度も打合せを重ねさせていただき、ご夫婦様とも、私たちからの投げかけ(宿題)をしっかりこなして頂き、納得のいくまで打合せをさせて頂きました。当社からの提案はもちろんですが、ご夫婦様からもたくさんアイディアを頂き、それを随所に盛り込みながら、オーダーメイドの三井ホームだからこそ出来る、オンリーワンのお住まいになったと思います。
打合せ中、愛犬の「おもちちゃん」が家族となり、そしてお子様が産まれ、ますます楽しく明るいF様ご家族様と一緒に家づくりをさせて頂いたことを本当に有難く思います。